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(1) プロセスの開発・設計のための化学工学物性の研究

我々の研究室では,昭和27年(1952年)の創設以来「物性のより正確な測定法の確立を目指す」を継承して物性に関する研究と取り組んでいます.この間,化学工学において要求される物性は多様化し,対象となる物質は非電解質に限らず電解質・ポリマー・医薬品・環境対応型の物質も含めて多岐に渡っています.また,最近の成分分離は高度化と省エネルギー化が要求され,操作条件も常圧に限らず低圧から超臨界圧に及んでいます.

 

効果的な成分分離は,混合物質系の物理化学的性質である異相間の平衡,すなわち気液・液液・固液平衡および混合熱(これらは化学工学物性といわれています)などに基づいて行われます.本研究室では,プロセスの開発・設計や新規材料設計に必要な常圧以下の減圧状態から高圧,さらに超臨界圧までの広範囲における混合物質系の化学工学物性の測定および理論式(計算法)の開発に取り組んでいます.